CaptainArakawa’s diary

ソロツーリングが好き!

夢で見た君は

懐かしい友達の夢を見た。

めちゃくちゃ仲が良かったのかと言えば……う~んどうだろう。

でも、ほかの女子よりは仲が良かったよな

初めて女子のうちに遊びに行ったのも、そう言えば彼女んちだった。

中学の同級生で。大人びてて、いまから思えば

目いっぱい背伸びしてて

でも、賢くて、優しくて、少し孤独な

いい友達だったな、もっと、仲良くできてただろうな、と思う事もあるけど

ちょうどいい感じだったのかな。

全然意識したことなんかなかった

高校も別々だし、高校行ってからは近所だったけど

会ったことなかったな……

そう、中学卒業以来、もう何十年も会ってないや

そんな彼女が夢に出てきた

「久しぶり」

「離婚して3年前に戻ってきたんだ」

「そうなんだ」

「今は、フランス語の勉強してるの」

「へえ」

そう話した後、手をつないで天神崎の海岸線を散歩

そこで、いきなり俺が

「俺、好きだったんだよ、お前の事」

「そう、嬉しい。私も好きよ」

「昔、言い出そうと思ったけど、振られるの怖くて言えなかった」

「あの頃なら降ってた、魅力なかったもん。今だからいいの」

……なんだこれ。

とても幸せな気分に包まれたけど

なんで、文ちゃん?

そう言えば、昨年末に美抄ちゃんに手紙送ったっけ?

美抄ちゃんと文ちゃんって佇まいが似たところが……あるかも

それ?それで、自分に都合よく物語作ったの?

うん、たぶんそれだな。

 

……なんだかなぁ

まあ、べつにいいけどね。

ああ、会いたいな

美抄ちゃんにも文ちゃんにも

なにしてるんだろう

 

二人とも苗字変わったのは知ってるから

きっと幸せにしてるだろう事は

予想がつくので、それは嬉しい事

そんな、幸せな二人の顔を見てみたいんだな