読書日記「ビフォア・ラン」
重松清が好きだ。
何より読みやすい、自分にとってなじみやすい文章。
登場人物についても同じくで
同世代なので、経験が重なる、または容易に理解できる
など、感情移入しやすいのだ。
ビフォア・ランは
デビュー作との事
主人公は高校生、取り巻く男子高校生たちの
キャラクターは覚えのあるタイプばかり。
女子は、ちょっと複雑な子が二人。
性格的にはいなかったけど
独特な儚さはあの世代共通の物の様な気がする。
序盤からの主人公とその取り巻く環境
個人個人とのかかわり
時間の経過による変化
主人公の成長
この話のながれが気持ちいいのだ。